男兄弟と家族のお出かけ紀行

9才と4才の男児を連れたお出かけ場所や旅で良かったことやアレと思ったことを紹介していきます

寝かしつけの必要ない子にするために、新生児期から気を付けたこと【ネントレ】

こんにちは。小学生と保育園児兄弟の母 サトミです。

ウチの子はいつ抱っこしないで寝てくれるんだろう。というお悩みはありませんか?

 

 抱っこしないと寝ない
 おっぱいがないと寝られない
 夜中に何度も目覚めて泣く
 何十分も抱っこでゆらゆらし続けてやっと寝る

 

これらは長男の時にすべて経験したことです。

長男はおっぱいがないと眠れない時期も、抱っこじゃなきゃ眠れない時期もありました(重たかった)。抱っこ紐を家の中で着けて寝かしつけたこともあります。 ベッドに寝かせると泣くから膝に乗せたまま、座って寝たこともあります。

年齢とともに朝まで熟睡するようにはなりましたが、一年生になった今も添い寝しないと嫌がります。一人目って手がかかるというけれど、正にそれです(笑)

 

ネントレで寝かしつけで苦労しない赤ちゃんになるか


一方、現在1歳半の次男は、0歳の頃からずっと、寝るモードに入れば途中から大人が去っても入眠することができます。部屋を出ていくときに目が合った時も、「ま、いいか」という感じでまた目をつむり寝る態勢に入っていました。

次男は抱っこで寝かしつけたことはほとんどありません。抱っこひもで移動中に寝落ちするくらい(おかげで全然手がかかりません)。

これは長男の時の反省を生かし、新生児の頃からあることに気を付けていたからです。

 

今回は、赤ちゃんの寝かしつけの疑問と、次男が新生児の頃から気を付けているネントレ方法をご紹介します。

目次

 


なぜ抱っこじゃないと眠れないの?

理由1:授乳と睡眠がセットになっている。

実は新生児のころから、子どもは抱っこしなくても眠れます。新生児の時は睡眠時間が15~20時間もあり、昼夜関係なく眠くなったら寝ます。この頃は隙あらば寝る状態ですから、本当のところ寝かしつけは必要ないはずです。

でも授乳に時間がかかる赤ちゃんは、授乳の途中で力尽きて寝てしまうので、おっぱいやミルクと睡眠が紐づきやすくなります。授乳しながら寝る習慣ができてしまうと、将来寝かしつけに苦労する可能性が高いです。

 
理由2:大人が寝かしつけの習慣を作っている。

泣いている赤ちゃんを抱きあげると泣き止みます。眠たくて泣いている赤ちゃんも抱き上げると泣き止み、しばらくあやしてあげると眠ります。背骨がCカーブになり、大人の温かい手で温められ、ゆらゆらと心地よく眠りに入ります。その経験は素晴らしいものですが、習慣化すると、抱っこでなくては眠れなくなってしまいます。

背中スイッチの記事でも触れましたが、赤ちゃんは背中が”Cの字”が一番落ち着くデザインで、ゆらゆら揺らされると輸送反応でおとなしくなるようになっています。ですから、大人が抱っこしてあげれば多少強制的に赤ちゃんは落ち着くので、眠たくて泣いている場合はそのまま寝てしまいます。

大人がいつも「泣いたら抱っこ」を条件反射のように続けてしまうと、
「抱っこされたら眠れた」という成功体験が、
いつしか「抱っこされれば眠れる」という習慣になり、

最後には「抱っこされないと眠れない」状態に発展してしまうのです。

 

理由3:いつもと同じがいい!

誰でもそうですが、赤ちゃんは特に安定を求めます。何かをしながら眠ってしまう経験を繰り返すことで、寝るための習慣がいつの間にか出来上がってしまいます

 

理由4: 「抱き癖は無いから沢山抱っこしてあげてください」の呪い

健診でも、保健センターでも、インターネットにも「抱き癖は無い」と言われます。抱っこは親子信頼関係を構築する大切なスキンシップのひとつです。それは確かにその通りです。でもこの言葉に縛られすぎて、「抱っこが辛いなんて母親失格」「抱っこしないで泣かせておくなんて私はダメな母親」と、自分を追い込んでしまい、どんなに腰が痛くても抱っこをやめない、寝るまで抱っこし続けるママさんが多いように思います。私自身も、長男の時はそうでした。

 

私が次男に実践したネントレ方法


1:授乳と睡眠を切り離す

おっぱい、ミルク中に眠ってしまった時は、部屋を明るくしたり、布団じゃなくジョイントマットを敷いた床に置いてみたりしてなるべく一度起こしてから、改めて寝かせるようにしました。

布団に寝かせてから電気を消して、私は一旦その場を離れて哺乳瓶を洗ったりトイレに行ったりしてから戻ると眠っていることが多かったです。

この方法で発生したデメリットが1つありました。

1歳過ぎまでは真っ暗闇にしないと眠れず、保育園では昼寝できたけれど明るいので時間短めでした。

1歳半近くなり、活発に歩くようになったら明るくても眠れるようになりました。

 

2:赤ちゃんを観察する

泣いたら赤ちゃんを少し観察し、理由を考えてみました。

 お腹が減った
 暑い
 オムツ
 かゆい
 眠い

理由は色々あると思います。はじめは泣いている理由は分かりませんでしたが、続けてみるとそのうち泣き方や泣くタイミングなどで何となく分かってくることが増えてきました。(理由無く泣く場合も多々あるので、分からなくても自分を責めないで!)


そして眠そうだなと思ったら、抱っこをせずに布団に寝かせてみました。

 温かい手で足を包む
 高速で脚や背中をさする
 おくるみ
 耳元で大人の呼吸音を聴かせる
 子守唄
 トントン
 おしゃぶり

など、抱っこや沿い乳以外の、自分が楽で続けられそうな寝かしつけ方法を色々試してみました。

 

3:スキンシップとしての抱っこ、ギューっと抱きしめることはたっぷり

寝かしつけの時に抱っこしない分、起きているときにスキンシップを意識的にたくさんやりました。どちらかといえば、自分の罪悪感を減らすためです(笑)。

身体に負担がかからないよう、座ったまま抱っこスキンシップすることが多かったです。とにかく自分の心身の健康あっての子育てですから、身体が辛いことはしないよう心がけました。

 

4:生活リズムを作る

大人にも共通して言えることですが、規則正しい生活が睡眠にも良い影響を及ぼします。

 朝決まった時間に部屋を明るくする
 お風呂の時間をざっくりと決める
 2カ月以降、授乳の時間をざっくりと決める
 7~8カ月頃になれば昼寝は1回にまとめ、遅くとも4時頃までに起こす

など、少しずつ規則正しい生活に慣らしていきました。


これらを実践した結果

新生児期~生後3カ月

はじめはおくるみが効果的でした。この期間のうち何週間かはおしゃぶりを使いましたが、すぐ嫌がるようになりました。眠そうな時にうつ伏せにして見守っていると、寝落ちすることもありました。授乳の後起こしてから寝かせる時は、足を手で包み込むように温めると寝ることが多かったです。

 

生後3カ月~

たまたま指が口に入ることを繰り返しているうちに、指しゃぶりで寝る入眠方法を編み出しました。

 

生後5カ月

免疫が落ちたのか体調を崩しがちでこまめに起き、私も沿い乳したりしてペースを崩しました。

 

生後6カ月

離乳食が増えて腹持ちが良くなったのと、体調も良くなりペースが復活。

指しゃぶりをしながらスタイのタグを触るスタイルに変化しました。

 

1歳4カ月

ある日突然、指しゃぶりをやめてタグを触るのみになりました。

 

1歳半の現在

スタイのタグはあった方が寝る気になりやすいけれど、無ければ無いでも眠れるようになりました。

 

 

いつ頃始めるのが良い?

私論では早ければ早いほど良いです。自我が芽生える前の方がすんなり行くと思います。

 

1歳以降のネントレは?

歩き始めた1歳以降は寝る体力がついてきます。

 朝決まった時間に起こす
 散歩や外遊びなどで体を動かす
 生活リズムを整える
 遅くとも16時には起こす

 

などを心がけてみましょう!

 

最後に

以上、私と次男がうまくいった方法をお伝えしました。体調を崩した生後5カ月の頃、私自身も仕事復帰の疲れから添い乳してしまい夜中に何度も起きたりなどの失敗もありましたが、うまく軌道修正ができました。ですから例え失敗があっても、軌道修正は可能ですから、気張らず自分たちのペースでネントレしてみてください。

赤ちゃんにも個性があります。いろいろ試してみて、自分の子にあった方法が見つかると良いですね。

 

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